2009年04月30日

Be Movin’On/エキビル・コシタラ・アンダー・コンストラクションズ



YouTubeの埋め込み、いつも迷っちゃって、今回もTHE BLUE HEARTS/クレーン・クレーンと
どっちにしようかと‥…
因みにコステロの曲では、Alisonが好きです。あとカバーですけど、Shipbuilding

前回の工事サイクルーズで思い当たる事があって、久しぶりに第一京浜へと出掛けてみました。
(クロスバイクの人のほとんどが、ヘルメットを被ってないのには、ビックリ!メットヘル(注1)に
なってからでは、遅いですよ。)



注1 met(meetの過去形)とhellを掛け合わせた和製英語で、意味はそのまま、地獄を見た。

蒲田といえば、蒲田行進曲!っていうのは、もう遥か昔の物語。今はJR蒲田駅の発進曲に
使われているくらいで、ボクがこどもの頃に行った3本立ての映画館さえありません。
こどもの頃といえば、小学校の授業で「のびゆく大田区」って歴史を学ぶ授業があったんですけど
(知ってます?大田区って、大森と蒲田が合併して出来たんですよ。)
そのタイトル通り、大田区は延び続けて羽田空港沖合埋立て工事などで
1992年以降、世田谷区を抜き、今や23区中最大の面積を誇ってます。
国際化に向け新滑走路建設が進んでますから、まだまだ羽田更新中ですね。


関連リンク 蒲田八幡神社
      マグナムショプ むげん
      区営駐輪場の利用申し込み
      蒲田駅の駐輪場("自転車野郎" のブログ )

出来れば延びるだけじゃなくて、伸びていって欲しいですね。
京急高架工事後の空きスペースを利用して、蒲田が自転車先進国になるってのは儚い夢でしょうか?
本線の平和島〜六郷土手4.7kmと空港線の京急蒲田〜大鳥居1.3km
(大田区内を走行する京急のほぼ全線)が自転車道になれば
多摩CRのみならず、他のスポットへも安全に移動出来るので、オータクリスト(注2)以外にも
特にこども達にとって、メリットがあると思いますよ。
電車の利用者が減るようなデメリットな事する訳ないって、声が聞こえてきそうですが
いやいや、そんな事ないんですよ。思い切って自転車乗り込み可能の車両をつくれば
自転車と一緒に三浦半島に出掛けようって人が出てくるはずです。
それに高架下が自転車道になれば、自転車通勤者も増え、蒲田駅に集中する自転車を
分散する事も出来ますしね。

注2 狭義の意味では、大田区に居住するサイクリスト。広義の意味においては
自転車の特性から考えて、居住実態に関わらず、区内を走行する全てのサイクリスト。


蒲田の駅前放置自転車問題って、実はかなり深刻で、乗入台数9,424台、放置台数1,365台と
両方ともに都内7位(原付・自動二輪車含む。詳細はこちら) なんですよ。
で自転車等駐車対策協議会区民委員の面接の時も、当然その質問が出て
ボクはロミオとジュリエット理論を交えながら
ちゃんと駐輪場があって、自転車利用者も停めたいと思ってると
相思相愛なのに何故か、放置されてしまうと考えて、対策を打つべきだと答えたんです。
具体的には、特に西口について、立川駅前の様な人道橋をつくって
歩行者と自転車を分離し、スムースに行けるようにしないと
(実際、スライド以上にたどり着くのは難関です。)
駐輪場をつくるだけではダメなんじゃないかと。





注3 その殺人的交通量からついた別称。青山のキラー通りを語源とする説が有力だが
殺虫剤フマキラー説もある。


この先どっちに行こうかと迷いつつ、まだブリクライムしていない事に気付いたボクは
環8陸橋に上がって、駅ビルを越え、取り敢えず西口方面へ出る事にしました。

自転車って、勝手気ままに走ってても結構楽しい、っていうか
寧ろ、それが魅力のひとつだったりしますよね。

この日も工事現場の視察に出たつもりが、最終的には多摩CRで風と緑を感じるっていう
真逆の地点に到達しちゃいましたからね。
思うにその楽しさを知らない人にとって自転車って、ただ単に自宅と最寄駅を往復するだけのもの
言うなれば、角のコンビニに突っ掛けサンダルで行くのと同じ感覚になっちゃうとしたら
そりゃあ、愛着もわかず、平気で放置出来もするのかなって。
逆に一度その楽しさを知ってしまったら
自転車は良き相棒となって、とても放置なんて出来やしませんよね。
その点においては、Green Mobilityみたいな雑誌が、ショップに行かなくても
駅とか、それこそ駐輪場で、気軽に手に入れられると良いなぁと思うんですよ。

自転車書籍が出版ラッシュみたいですけど、結構中途半端に思えるものもあるなかで
Green Mobilityは、ライフスタイルとしての自転車って切り口で、きちんと語ってくれてますから。
でその上、これがまたフリーときてますから、フリーですよ。フリー!
それこそ、サイクリスト以外にも広く読まれるべきではないかと思います。
*過去の記事にも遡って、大田区ってタグを入れたんですが、自転車の特性上
そのタグの記事でも、大田区をはみ出して走っている場合もございます。

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posted by Johnan 城南 Rotten at 01:46| 東京 ☀| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
読んでいて楽しかったです。ありがとうございます。
Posted by なお at 2009年05月14日 20:37
こちらこそ。楽しんでいただければ、幸いです。
Posted by シンクパンク at 2009年05月14日 22:03
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