2009年06月19日

ASSOS and the Alps/スタンド・バイ・ザ・リバー



隙あらば、走っておかないと、目黒川の全長がツール・ド・スイスのプロローグとほぼ同じ7.82kmとはいえ
カンチェラーラの様に走れる訳ありませんから、完走さえ危ぶまれる今日この頃です。
(最後のスライドショー、"亀の甲橋〜目黒駅:抜け道"補足しました。6/19 23:00)



この間、目黒川を自転車と歩行者に返してもらって、なんて書きましたけど
今回、走った区間は目に青葉な遊歩道になってました。
(桜の開花時期がベストなのは、言うまでもありませんが)



道幅が狭い所もあるんで、あくまでポタリング的にであって、スイス〜イって訳にはいきませんが
スイスのスイーツといえばチョコレートですよね。
で他に連想するモノは、時計に、アルプス。でも自転車関係だって結構あって
先ずは冒頭のカンチェラーラ。スイスのTTチャンピオン!というより、世界のTTスペシャリスト。
ボクとしては、Team Saxo BankBMCに乗ってくれたら、言う事なしなんですが

それにASSOSSIGGFREITAG
特にFREITAGはトラックの幌を再利用してつくられたバックですから
リサイクルのテーマで、今日の記事が書けそうですが




この日は、次から次へと目に青葉(確か、5月の句でしたっけね)が飛び込んできて
走りながら、こどもと読んだ本を思い出していました。
それは『たべることは つながること しょくもつれんさの はなし』
(パトリシア ローバー さく ホリー ケラー え  
ほそや あおい くらた たかし やく 福音館書店)という絵本で上手にこどもの興味を
引き出しながら、植物を食べないタカにも葉っぱが必要だという食物連鎖を
解りやすく話にしています。

締めくくりは、100年くらい前のアメリカで、毛皮にするためにラッコを獲ったら
ケルプ(海草)がなくなって、ワシやアザラシまでいなくなってしまったって話で
それは、ケルプ→小さなどうぶつ→サカナ→ワシやアザラシという連鎖が
ケルプの天敵のウニを食べるラッコがいなくなって、崩れちゃったからなんですけど
弱肉強食と思われがちな食物連鎖も、あくまで共存共栄のための繋がり
なんだって事を大人のボクにも、改めて気付かせてくれました。

helvetica.jpg

release.jpg

清流復活が進められている目黒川に、サカナ達がスイス〜イっと戻ってきてくれると
食物連鎖もあって、より多様な生き物が集ってくるでしょうね。

ところでスイスの正式な国名が、Confoederatio Helvetica(コンフェデラチオ・ヘルヴェティカ)
だって知ってました?ボクは恥ずかしながら初耳で、Helveticaっていえば
人気のあるタイポグラフィーだってくらいしか知らなくて、PET SHOP BOYSも使ってましたし。
まさかスイス生まれの、その名もスイスだとは知りませんでした。
でも調べてみると人気があるのも頷けるっていうか
Helveticaは、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語のどのラテン文字言語でも違和感なく
スッキリ美しく組めるっていわれてますが、それもそのはずスイスは、ドイツ、フランス、イタリア
オーストリア、リヒテンシュタインの5つの国と国境を接する、世界一多様性のある国ですから。


5つとまではいきませんが、目黒川は品川区、目黒区、世田谷区の3つの区域を流れてますよね。
出来る事なら、この3区共同で、河川のみならず沿道も、外観や走行上のルール等も統一して
管理してもらえませんかね?目黒新橋辺りのストッパーの間隔が、一ヶ所だけ開いてるのなんて
歩行者と自転車の両方に優しくて、良いと思いますよ。

道路利用が"弱人強車"、いやいや、弱肉強食でなく、"衝突0さ"の安全で快適な道っていうだけでなく
これからの社会にとってのモデルになると良いですね。


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posted by Johnan 城南 Rotten at 11:15| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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